前回のWEBマガジンで紹介させていただいた「まめたろう」にまたしても新たな苦難が立ちはだかりました。
飼い主がお腹の異常なふくらみに気付き各種検査をしてもらいました。今回の診断名は「肥満細胞腫」...。
飼い主はもちろん、院長含むスタッフみんなで悩みました。
手術をするか、しないか。
「まめたろう」は既に肥大型心筋症を抱え、血栓症再発のリスクも大きく、血栓症予防のため血液を固まらせないための注射を毎日接種しているため手術中の出血のリスクもあります。ただ、肥満細胞腫は手術で状況が落ち着くこともあります。悩むばかりです...。
麻布大学の循環器科の先生にも心臓を再評価して頂き、心臓は1年前とほぼ変わらないとのことでした。そこで当院の院長にお願いしスタッフの見守る中、手術に臨みました。
先日、無事手術は成功し、今では家でゴロゴロしています。本当に不運続きの中のラッキーにゃんこです。内服薬は増えましたが相変わらずとても上手に飲んでくれています。
悩ませてしまった各先生方、必死で看護してくれた看護師の仲間達に感謝の気持ちでいっぱいです。「ありがとうございました。」
まめたろう、本当に頑張りました。
でも試練はこれで最後にしたいね。
(退院後のまめたろう)